
HUNTSMAN
1849年にロンドン・サヴィル・ロウで創業した英国伝統の老舗テーラー。KINDWAREとのパートナーシップにより、伝統的な技術と現代の革新が融合した仕立てを提供し続けています。
HUNTSMANの歴史

サヴィル・ロウでの始まり
HUNTSMANの歴史は1809年まで遡り、いくつかのテーラー事業を展開。1919年以来、サヴィル・ロウの11番地で商売を続けています。
プリンス・オブ・ウェールズ殿下のテーラーに任命
創業当初から乗馬ズボンの製造で名を馳せ、ヘンリー・ハンツマンがプリンス・オブ・ウェールズ殿下のテーラー兼革製乗馬ズボンメーカーに任命されました。
エジンバラ公からの御用達
エジンバラ公のご下命により、王室御用達となりました。
ヴィクトリア女王からの御用達
ヴィクトリア女王陛下のご下命により、王室御用達となりました。
エドワード7世からの御用達
エドワード7世陛下からの御用達を授与されました。
ジョージ5世からの御用達
ジョージ5世陛下からの御用達を授与されました。
プリンス・オブ・ウェールズからの御用達
プリンス・オブ・ウェールズ殿下からの御用達を授与されました。
スペイン王室からの御用達
スペインの子アルフォンゾ殿下から御用達を賜りました。

新たな発展期の始まり
ロバート・パッカーが初代ヘンリー・ハンツマンの息子たちからビジネスを引き継ぎ、カーペンター&パッカーと合併。独自の裁断技術とスタイリングにより、乗馬やカントリーライフに適したスマートなタウン&カントリーウェアのビジネスへと発展。
オランダ王室からの御用達
オランダのベルナルド殿下から御用達を賜りました。
日本での展開開始
HUNTSMANがスタイリングした既製品のテーラードフォーマルウェアが、日本有数の衣料品メーカーWATAKIにより生産され、全国で販売されています。

既製服ラインの確立
既製品のスーツ、コート、オーバーコートのシリーズを発表。チェスター・バリーが特別に開発した高品質の紳士既製服が、サヴィル・ロウのショールームで販売開始。

北米市場への進出
ニューヨークのバーニーズと提携し、7番街とウォール街の店舗で販売開始。北米市場へHUNTSMANの既製服を提供し、サヴィル・ロウの品質を共有。

KINDWAREとの提携
HUNTSMAN家に跡継ぎがいなかったことから、長年のビジネスパートナーである当社にHUNTSMAN社株式100%が売却。日本企業であるカインドウェアが新たなオーナーとなることで、顧客離れを防ぐ配慮も。

新たな展開
英国の大不況や人材難の影響を受け、HUNTSMANは英国企業に売却され、新たなリーダーシップのもと再出発。同時に、日本での独占販売権は維持し、協力関係が継続。
HUNTSMANのクラフトマンシップ
SHOULDER
第七頚椎をサポートの中心として活用することで、重量を均等に分散し、前肩部に豊富なスペースを作り出します。
WAIST
膨大な胸から腰に流れる先細りのラインで、スーツを丁寧に作っています。綿密かつ詳細なステッチにより、シームレスな仕上がりを実現。
CHEST
専門の裏地使いや中間プレスの専門的な技術を用いることで、無理なく自然でバランスの取れたボリューム感を生み出します。
COLLAR
襟の形状は、着用者の体型や好みに合わせて微調整され、完璧なフィット感を実現します。
SLEEVE
独自のアームホールの切り替えを採用し、デスクワークなどの日常活動中でもスムーズで制約のない腕の動きを可能に。
BUTTON
英国では光沢仕上げのボタンは特に好まれません。艶消し仕上げがより優雅とされ、そのスタイルを採用しています。
SLACKS
裾幅を広めにカットしたズボンは、前かがみになっても背中やヒップ周りに適切にフィット。機能性と美しさを両立。
CORE
ウールは生きている生地です。気候や温度の変化に応じて自然に伸縮する特性を考慮した構造設計を行っています。